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MF膜で河川の水を飲料水に・・・?

  • 執筆者の写真: pirico19
    pirico19
  • 2018年2月9日
  • 読了時間: 2分

他社のMF膜仕様の災害用浄水機で河川水の対応可能と表記している商品があります。

MF膜で河川水を浄化した場合、菌類の除去は可能ですので一般水質検査(農薬等の項目なし)では飲用適用になります。

よって批判するべき内容ではありません。しかし注意書きが明記されていない商品も見受けられます。

お客様が認識なしで利用されるのが1番怖いです。(川の魚が死んでないから大丈夫と言われてしまえばそれまでですが・・・)

フィルターには様々な種類があります。

1番除去性能が高いのは、RO膜(リバースオスミシス)【除去性能は約1千万分の5mm】 続いてNF膜(ナノフィルター)

次にUF膜(ウルトラフィルター)【除去性能:約1万分の1~約10万分の1mm】

そしてMF膜(マイクロフィルター)は【除去性能:約1万分の1mm】となります。

(膜はこの他にも多種存在致しますし、膜の性能も除去率も様々です。)

勿論、各フィルターにも長所と短所があります。

弊社ではRO膜タイプとUF膜タイプを採用しております。

RO膜は、菌類・ウイルス・農薬など殆どの不純物の除去が期待できますので河川水も飲用可能とさせて頂いております。

(但し原水には一定の基準があります)

しかし、UF膜の場合は河川水は対応不可としております。(河川の場合、何が入っているかわからないと想定しています。)

弊社では、商品の短所も分かりやすく表示し、商品を十分にご理解頂き、お客様に合った商品を選択頂けるよう心掛けております。出来る事は出来る!出来ない事は出来ない!今後もこの姿勢でご提案して参ります。

今後とも宜しくお願い致します。


 
 
 

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