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弘法大師 おつえの井戸

  • 執筆者の写真: pirico19
    pirico19
  • 2020年10月13日
  • 読了時間: 2分

「転ばぬ先の杖」という言葉があります。前もって用心していれば、失敗する事がないという意味です。

まさしく防災対策とは転ばぬ先の杖です。

話しは変わり、私は隣町である善通寺市の高校へ通っていました。

善通寺とは弘法大師生誕の地であります。


その善通寺の筆岡地区(中村町)に「おつえの井戸」なるものがあります。


むかしむかし、弘法大師が四国を巡礼していた頃のお話です。

お不動さん近くの井戸の水が濁ってしまい、村人たちは困り果てていました。

ご飯を炊くにも水がなく、隣村までもらいに行くありさまでした。


ある日の事、一人のお坊さんがこの村を通りかかりました。


村人から井戸の話を聞いたお坊さんは、うなづきながらこういいました。

「それでは私が何とかして、きれいな水を出してあげよう」

そこでお坊さんは自分の杖で地面もトントンと叩きながらお経を読み始めました。

そうすると不思議な事に地面から少しづつ水が湧き出してきたではありませんか。

そして見る見るうちに水の量も増え、なんと澄みきった水が溢れ出してきました。

村人たちは驚くやら、喜ぶやら、大騒ぎになりました。

(香川県 Kagawa water ホームページ内文章引用)


この筆岡地区、中村町は学生時代からご縁のある土地で、よく訪れていますが

この話は知りませんでした。


弊社の災害用浄水機も、濁った水をきれいな水にする浄水機です。

弘法大師の杖にはおよびませんが、有事の際には皆様にきれいな水を提供できるよう頑張って行かなきゃと改めて感じたお話しでした。


弘法の杖に纏わる話は他にもいくつか御座いますが、それは又の機会に…

 
 
 

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